黒の姫君との出会い〜18禁バージョン〜

 



18歳未満の方は閲覧しないでください




 

 

 

「志貴は私のなんだから!」

「志貴君は私のものです!!」

 

 

 

 

アルクエイドとシエルは下校時刻の校門前で大声を張り上げている

 

 

 

「ちょ、ちょっと二人ともなんでこんな所で・・・・」

 

 

 

そもそもの元凶である志貴が運悪くその場面に出くわしてしまい、慌て止めに入る

 

 

 

「私が志貴のことを待ってたらシエルが・・・」

「私は志貴君が不浄な吸血鬼に捕まらないようにするために・・・」

 

 

 

 

 

二人同時に志貴に話しかけ、そしてお互いに相手の言い分に不満を持ち再びにらみ合いになる

 

 

 

「今日こそ始末してあげます・・・・アルクェイド!!」

シエルが黒鍵を取り出し構える

 

 

 

「望むところよ、完璧に滅ぼしてあげるわ・・・シエル!!」

アルクェイドが戦闘態勢に入る

 

 

 

目の前で今にも始まりそうな勢いの戦闘に志貴はあせった

ここは何もない荒野でもなければ、人の居ない廃ビルなどでもない

昼間のしかも、下校途中の生徒であふれる学校だ

ここで二人が全力でぶつかり合えば・・・・・

志貴の脳裏に破壊された学校周辺と大量の死体がテレビに流れる様子が浮かんだ

 

 

 

 

しかも三人の周りにはこの一人の男をめぐる二人の女の争いを見物しているヤジウマが多数ひしめき合っていた

 

 

 

「二人ともやめ・・・・」

 

 

 

二人を止めようとした志貴の言葉は途中で何者かの手により口を塞がれた事により最後まで発せられることなく終わった

 

 

 

 

「リィゾ、フィナ」

志貴の口をふさいでいる人物が誰かを呼ぶ

その声は意外と幼く子どものように感じた

背中に感じる身体の柔らかさから見ても女だろう

女は志貴にぶら下がるような状態だがあまり重さは感じなかった

「「はっ」」

さらに後ろから二人の声が聞こえたと思ったらいつの間にか志貴は両腕をしっかりとつかまれていた

なぜか身体は一切反応しない

まるで金縛りに合ったかのような感じだ

 

 

 

 

背中に女のついた状態のまま両腕をつかんでいる男たちによって飛び上がり野次馬の集団を飛び越え、信じられないぐらいの速度で学校から遠ざかって行った

 

 

 

 

それに気づいたシエルとアルクェイドの二人が慌てて追いかけたが追いつく事はなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたが志貴ね」

ようやく開放された志貴はいつの間にかまったく知らないところにいた

目の前には女の子、左右には男が二人、志貴には三人とも相当の力があるのが分かった

「そうだけど・・・・用件は・・・」

「ふふふ」

志貴の問いに目の前の女の子が笑う

「・・・・・・」

一瞬その笑みに目を奪われてしまった志貴は黙り込んでしまう

「志貴♪」

女の子はいきなり志貴に抱きつくと顔を上げ、志貴を見上げる

その仕草の可愛さに真っ赤になる志貴だったがその瞳を見た瞬間目の前が真っ白になる

 

 

 

 

 

 

 

「あっ・・・」

気づいた時には自分の腕の中の少女をその場に組み敷いていた

しかもいつの間にか左右にいた二人の男はいなくなっている

自分に押さえ込まれている少女だったがその表情に恐怖はなくどちらかといえば嬉しそうな表情をしている

志貴はなぜだか分からないうちに目の前の少女に顔を近づけるとその可憐な唇を奪う

「んうっ・・・んっ」

少女の小さな唇を舌で割り開きその口内に侵入させる

侵入した舌は少女の歯をなぞり、小さな舌を強引に絡め取った

ちゅ・・・ちゅくちゅ

二人の間で水音が響く

キスしながらも志貴の右手は黒い服の上からまだ小さい少女の胸を這い回り

左手は服を脱がしにかかっている

しかし特殊な構造なのか脱がし方が分からない

様々な場所を触ったり引っ張ったりしてみるが少しも脱がす事ができない

「んふう・・・んう、んう」

キスされながら身体を触られ少女も感じてきているのか志貴の唇で塞がれている口からは色っぽい嬌声が発せられている

それがさらに志貴の意識を混濁させる

すでに志貴は目の前の存在を自分のものにする事しか頭になくなってきていた

志貴は気づいていない最初に瞳を見たときに少女の魔眼によって魅了されてしまっている事に・・・・

びりいいいいい

ついには両手で少女の服をつかみ、それを引き裂いた

手の中の黒い布切れを放り投げると引き裂いた場所から除く白い肌に手を伸ばす

服の中に侵入した手はつるつるの肌をなぞりながらどんどん下半身の方に向かう

「ふんっ!・・・んふう!」

ぴくぴく身体を反応させる少女に気をよくしたのか志貴は唇を離す

「ふあっ・・・んっ・・・はああ」

そのまま唇を白い首筋に寄せるとそこに吸い付く

ちゅっ・・・・ちゅ

一箇所・・・二箇所・・志貴が口付けた所にはしっかりと真っ赤なキスマークが残される

首筋にキスマークをつけている間でも服の中に侵入した手は少女の肌を撫でまわっていた

さらに手が動くごとに服がずれて行くので少女はすでに片方の肩が丸見えになっている

追ううちをかけるように口付けが丸見えの鎖骨から下に下がっていき僅かな胸のふくらみに達した

「はああ・・・・・いいの・・・・志貴!」

胸の先端を口に含むのと同時に手がおへその穴の周りを一周する

「ひゃうん・・・」

気もちよかったのかくすぐったかったのか判断しづらい声を上げる少女

さらに下に向かった手が下着に触れる

下着をそのままつかみ引っ張る

「んああう・・あふう」

下着が割れ目に食い込んでいるのか腰を浮かして少しでもその刺激から逃れようとする少女

「いやあ・・・はああ」

感じすぎて足に力が入らなくなってきたのかフルフルと震えだした足

「やああああ」

少女の腰が下に落ちる

ブツンッ

伸びすぎた下着が少女の体重を受けて耐え切れなくなって千切れた

同時に服の中から志貴の手が抜ける

その手には千切れた白い下着が握られていた

「はあ・・はあ・・」

服がはだけて丸見えになっている胸が呼吸に合わせて上下する

その様子を見た志貴は再び少女の身体に手を伸ばし残った衣服を強引に剥ぎ取る

さらに服が破れたがすでに志貴はそんな事を気にする余裕すらなかった

身体の興奮で窮屈になっていた服を脱ぐと戸惑う事もなく下着も脱ぎ捨てる

そのまま白い裸体をさらす少女に覆いかぶさった志貴はすでに張り裂けんばかりになっているペニスを少女のピンク色の割れ目に添える

くちゅ

「うっ!」

「あふ!・・・はあん・・」

ペニスの先端がぬるぬるとした秘所に触れる

くちゅくちゅ

そのままそこに擦り付け始める志貴

「あふ・・・ああ!!・・・ふあ、ふあ」

少女の嬌声の高まりと共に志貴の興奮も高まっていく

ぐちゅぐちゅぐちゅ

少女も感じてきているのか秘所はさらに潤いを増し志貴の動きは激しくなる

「あああっ・・・ああ!・・・ふううんっ」

「うっ!!」

びゅびゅびゅ

少女の秘所から下腹部の辺りにかけて白い液体が放出された

びゅく・・・・・びゅく・・・・・・

散々に少女の身体を汚したあと射精は徐々に感覚を短くして、やがて止まる

志貴の精子を受け止めた少女だったが、少女自体はイク寸前で刺激がなくなりまだ興奮は冷めていなかった

ペニスに擦られていた秘所は精子まみれでヒクつく

「志貴・・・もっと・・・・我慢できないの!・・・」

少女は起き上がりそのまま四つん這いになると志貴の股間に顔を寄せる

そこにはまったく衰える事もないペニスが・・・・・

「んむ・・・んん・・んちゅっ・・んふう」

そのペニスを小さな口を限界まであけて何とか咥えると口の中のペニスに舌を這わせた

ちゅうっ・・・んちゅ

さらにペニスを強く吸い、まだ残っていた精子を吸いだす

思わず腰が抜けそうになるほどの刺激

ちゅっ・・

ペニスが少女の口から離れた

つうっと少女の舌とペニスに橋が架かる

ビクビクと震えるペニス

志貴の視線は自然と少女の秘所に向かう

さっきは何とか入れずに済ませたが、もはやそれだけではとても我慢できそうもない

僅かに残った志貴の理性が必死に身体を押しとどめる

しかし迫り来る肉欲にそれも長くはもちそうもない

「志貴・・・・そんなに我慢しなくていいのに・・・」

「で、でも・・・・いくらなんでも・・・」

志貴にはどうしても少女の中に入れるのには抵抗があった

「・・・志貴・・・少し目を閉じてて・・・」

突然の少女の言葉に志貴はなんだか分からない

「・・・え?」

「いいから・・・おねがい」

そう言って微笑を浮かべる

「あ、ああ」

肉欲を必死に我慢しながら黙って目を閉じる志貴

 

 

 

 

突然目の前の存在感が大きくなる

慌てて目を開けた志貴の目の前に飛び込んできたのは先程の少女の成長後の姿を見たかのような美女

「・・・・・・・・・」

固まる志貴に美女は妖艶な笑みを浮かべる

その笑みにドキリとする志貴

「この身体なら遠慮することもないでしょ」

この言葉から目の前の女性は先程の少女である事が分かったが志貴には何がどうなっているのか分からない

しかし、今はそんな事はどうでもいい

少女・・・今は女性だが、の言うとおり大人の身体なら我慢する事もない

しかも女性となった少女は相当魅力的だった

 

 

 

 

 

くちゅ

ベッドに場所を移すと志貴は女性の秘所にペニスをそえる

「あんっ・・・・早く・・」

女性の急かす声に焦った様に一気に押し込む

じゅぷぷ

「ああん!」

「くっ」

ぬるぬるに濡れた壁をペニスで掻き分けさらに奥に押し込む志貴

こつん

ペニスの先端が女性の一番奥に当たり止る

そのまま志貴は動こうとしない

「・・・・志貴・・・」

女性の声にようやく志貴も動き出す

くちゅ・・くちゅ・・くちゅ

「ああ・・あん・・・いい・・・」

ペニスが中を暴れまわり快楽に震える女性

志貴は自分の下で喘ぐ女性の胸に手を伸ばす

むにゅむにゅ

「ひ・・・ああ・・ふああ」

それなりに大きい胸が志貴の手によって形を変える

くちゅくちゅくちゅくちゅ

自然と腰の動きも激しくなっていく

「はあっ!!はああっっ・・ひうあああ」

志貴に抱きついた女性が背中に爪の跡を刻む

その刺激を受け志貴の腰使いがさらに激しくなる

「ああいっ・・・・いっくっ!・・・・イッちゃう!!・・・あああああ」

「うっ」

ペニスを包んでいる壁がグネグネと蠢きペニスをさらにきつく締め上げた

打ち込む途中だった腰は止まらずそのまま最奥に勢いよくペニスの先端が押し付けられる

込み上げる射精感に志貴はそれを我慢することもなく女性の中に放出した

ドクドクドク

「はあっ!!・・・熱い・・・」

自分の中に注がれる精液に身体はさらに熱くなり秘所は締め付けを強めた

ドク・・・ドク・・・・

きつい締め付けにより途切れ途切れになった射精

「ああ・・・・まだ出てる・・・・」

・・・ドク・・・・・・・・・ドク・・・・

「はあ、はあ・・・」

「ふう・・・・ふう」

ようやく射精が収まると二人はそのままの体勢でしばらく抱き合う

「・・・はあ・・・はあ・・・・あ・・ごめん重いよね」

自分が女性の上にいる事を思い出した志貴は慌てて離れる

二人の体液にまみれたペニスが女性の秘所から抜かれると完全には閉じない秘所から志貴の精液が伝う

その白っぽい液体はそのまま後ろの穴にまで伝いシーツに染みを作る

それを見た志貴は今更ながら罪悪感を感じた

「ごめん」

「え?」

いきなり謝った志貴に何を謝られているのか分からない女性は首を傾げる

「その・・・・中に・・・」

志貴が何について言っているのか理解した女性は笑顔を浮かべた

「中に志貴のがいっぱい♪溜まってたのね?」

膣内射精にも気にする様子のない女性に少し安心していたが次に飛び出した言葉で完全に固まった

「アルクェイドとか教会の弓としてたんじゃないの?」

 

 

 

 

 

 

数分後に復活した志貴は二人とは一回もしていない事を女性に伝える

その話に女性はものすごく驚いた様子だったがなにやら嬉しそうに微笑むと先程の行為でうっすらと汗をかいていたその身体を志貴にすり寄せた

「ちょ・・」

「まだ足りないんでしょ?・・・もうこんなに・・・」

慌てる志貴に女性はこともなげに言い放つ

白い美しい手が志貴のペニスを優しく握った

「うっ・・・・」

確かに一回では満足できなかった志貴のペニスは先程からずっと臨戦態勢のままだ

「好きなだけしていいのよ♪」

その言葉にこれ以上快楽に耐えられない志貴は再び女性の身体に覆いかぶさっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後数時間にわたりその一室からは嬌声がやむ事はなかった

散々にお互い繋がり合い体中の穴に精液を注がれた女性は志貴が満足するとさすがに疲れたのか少女の姿に戻るとそのまま眠りについてしまう

少女に布団をかけようとしてその身体を見たときあまりの状況に一瞬思考が停止した

少女の姿ながらヒクヒクと蠢く秘所と後ろの穴からはドロドロの白い液体をたらし、口の横辺りにも飲み込みきれずに口から溢れた精液が伝った後が残されている

その姿からは妖艶な雰囲気が醸し出されていた

今の状況を誰かに見られればまだ高校生にもならない少女を犯した犯罪者だと言われてもまったく反論の余地はないだろう

とりあえず起こさない程度でティッシュを使いそれらをふき取ると改めて布団をかけなおす

さらにさすがに疲れた自分の身体を少女の隣にもぐりこませるとそのまま柔らかい少女の身体を抱きしめて自らも眠りに着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・き・・・・・き・・・・」

途切れ途切れに自分を呼ぶ声に目覚めていない志貴の意識が徐々に覚醒に向かう

「・・・?・・・」

「志貴!志貴!」

志貴の身体を揺らしながら声をかける少女

心なしか顔色が少し悪い

「うん・・」

意識が半分ほど覚醒した志貴は身体を起き上がらせると周囲を見ながら少しずつ昨日のことを思い出していく

「起きた?」

「・・あ、ああ」

起きた早々少女の裸体を目にした志貴は少し頬を赤く染めて目をそらした

最も少女が服を着ていないのは昨日志貴に破られてしまったからなのだが・・・・

「もう・・・・志貴まったく動かないんだもん・・・ほんとに生きてるか心配になっちゃったじゃない」

そうは言っても自分の寝ている姿なんて見たことのない志貴にはコメントのつけようがない

むぎゅっと志貴の身体に抱きついてくる少女に志貴の頬はさらに赤くなった

「お、お願いだから何か着て」

「むう・・志貴が服を破ったんじゃない・・・・それに昨日は散々触ったり舐めたりしたのに・・・」

少女は不満そうに頬を膨らませる

(可愛い・・)

その表情に思わず見惚れる志貴

志貴から離れると所々引き裂かれてボロボロになった服を身にまとう少女

「これでいい?」

「あ、ああ・・・」

引き裂かれた場所から白い肌が見えているがさっきに比べれば目のやり場に困る事もない

そこまで考えたところで志貴はあることに気がついた

「ごめん服・・・その・・・破っちゃって・・・・」

その言葉に少女は驚いた表情を浮かべて何度か瞬きをすると突然笑い出す

「あはは・・・志貴ってまじめね・・・・ふふ・・・いいわよ服ぐらい・・でも志貴が気になるんだったら今度から脱がし方を聞いてね♪」

それとも破るのが好きなら代わりの服をもう一着用意しとくよ♪、と言う少女に志貴は慌てて首を横に振った

 

 

 

 

 

「ところで・・・・俺をさらった理由は?」

今の今まですっかり忘れていた事をたずねる志貴

「・・・・・・志貴が欲しかったから♪」

楽しそうにそう答える少女に志貴は一瞬固まる

「・・・えっと・・それはこの魔眼の力がほしいって事?」

とりあえず自分に魅力を感じるだろう最大にして唯一の能力

『直死の魔眼』

「・・・うん・・最初はそうだったんだけど・・・・・・・」

少女から肯定の返事が返ってくるとなぜか志貴は少し落ち込む

「今は志貴本人が欲しくなっちゃった♪」

「え!?・・・・んうっ!」

抱きつくと同時に志貴の唇を塞ぐ少女

最初は驚いた志貴だったがすぐにその感覚に身を任せる

ちゅ

数秒で顔を離した少女はそのまま志貴の胸に顔を寄せた

ぺろ

「うっ」

ぺろ・・ぺろ

ぬるぬるとした物が胸の辺りを這い回る

再び我慢できなくなった志貴は少女の背かなに手を回し・・・

バンッ

突然ドアが開いて男が入ってくる

「アルトルージュ様!埋葬機関の司祭と真祖の姫君が!」

急いで起き上がった少女−アルトルージュは先程とはうって変わって鋭い視線を男に向ける

「リィゾ!フィナと一緒にしばらく足止めして!私たちがここを離れたらあなたたちも引きなさい」

「はっ!」

リィゾと呼ばれた男はアルトルージュに命じられるまま部屋を出て行く

アルトルージュはといえば志貴の目の前で破れた服を脱ぎ捨てると部屋の隅に置かれているスーツケースからかなり大き目の黒い服を取り出す

 

 

 

 

次の瞬間には女性の姿になったアルトルージュがすばやくその大き目だった服を身につける

「志貴!早く服着て!時間がないわ」

「・・・・・・わかった」

呆然としながらも昨日脱いだ服を手早く身につける志貴

服を着終わると同じく準備ができていたアルトルージュに手を引かれてベランダに出る

ベランダの手すりから下を覗き込んだアルトルージュに続き志貴も覗き込んでみた

「・・・・・・・」

下を歩いている人がかなり小さくみえる

「さあ・・・行くわよ志貴」

「・・・・まさか・・・・ここから?」

志貴は顔を引きつらせる

「もちろん♪」

にっこり笑ったアルトルージュは志貴の身体に抱きつくとそのまま15階のホテルの外に身を投げ出した

 

 

 

 

 

 

 

 

見事に着地したアルトルージュとそれに支えられて何とか生きて地面に降りる事ができた志貴は周囲の視線をよそに急いでその場を離れる

真横のタクシー乗り場を見てみるがアルトルージュは乗る様子もない

そんな志貴の視線に気づいたのかアルトルージュが口を開く

「車だとすぐ追い付かれるよ・・・それに走ったほうが速いし・・」

俺は車より早くは走れないと内心思ったがとりあえず黙っておく事にする

ホテルの敷地を出た二人は朝も早い事もあり、人の少ない歩道を進む

 

 

 

 

「どこに向かってるの?」

10分ほど走っただろうかすでにまったく見覚えのない街並みになって来た所でずっと気になっていたことを志貴がたずねる

「・・・・空港だけど?」

言ってなかったっけ?とアルトルージュ

聞いてないと志貴が答える

「そういえば昨日はいきなりあんな事になってたし、今朝もすぐに襲撃を受けたから・・・・」

ごめんね♪と謝ってきたアルトルージュ

その笑顔にクラリときながらも志貴はさらに尋ねる

「空港に行くわけだから飛行機に乗るんだよね?」

「もちろん♪私のお城は日本じゃないからね」

いつの間にかアルトルージュの城にまで行く事になっていた件については不思議と嫌悪感を感じなかった

むしろそれを望んでいるような・・・・・

魔眼の効力はとっくに切れているにもかかわらず志貴はいまだにアルトルージュに捕らわれたまま・・・・

「・・・・・・・・一つ問題があるんだけど」

「なに?」

「・・・・パスポート持っていない・・・・・」

 

 

 

 

 

 

数秒の沈黙の後ため息をついたアルトルージュは志貴のほうを向く

「・・・・ねえ、密航とハイジャックと泳いでいくのと、どれがいい?」

とんでもない選択を突きつけられてため息をつく志貴だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

「黒き姫君との出会い」の18禁バージョンです




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